●RCエンジンのニードル調整について。
エンジンカーを走らせるにあたり、まず一つの壁?であるニードル調整。おそとマンも超つまずきました。(現在も若干つまずいています。進行形)
まずキャブの構造ですが、上の絵を見れば一目瞭然!簡単な構造です。
メインニーニードルでエンジンへの燃料供給量を決めます。そして、スロットル操作と連動しているスローニードルでスロットルレスポンスを調整する構造となっています。
★ニードルでハマッタおそとマン★
エンジンを初めて購入した時に、調整方法が全然分からず、とある雑誌を購入しました。
そこには「メインニードルを絞りすぎるとエンジンを壊す。エキスパートはメインを甘め。スローを絞り気味にしている。」とありました。
それを信じて今までメイン甘め。スロー絞り気味で調整して来ましたが、最近やっと何だかおかしいっていうか、勘違いしている事に気がつきました。
なんだか今まで、微妙に調子悪かったんです。その症状とは…
①スロットル全開にしたとき、加速中に煙の量が多い。そして…加速でもたつくので更にスローを絞る事に…。
②メインを絞ってないのにオーバーヒート気味。症状としては、アイドリング回転数が勝手に上下する。
こんな感じでした。ですので、エンジンは回るんだけど、何だか甘い感じがする。という症状をずーっと引きずって来ました。メインを絞ってエンジンを壊すのが怖かったんです。
しかーし!!最近色々な方々と走らせる様になり、今まで大きな間違いを犯していた事に気がつきました!キャブ構造を考えれば当たり前!です。
メインが甘くスローを絞るって事は、スロットルを開ける前は、スローを絞っているので、燃料は少し薄い状態です。中低速では燃料は薄く、一見レスポンスが良い感じですが…。燃料が薄いためヘッド温度も上がり気味。そしてスロットルを全開にした直後、メインが甘めに調整されてるため、大量の燃料がシリンダ内へ供給されるって事です。そりゃァ…かぶり気味になりますよね!。
甘めのニードルで、濃い目の燃料が一気に流れ込むんですもんね…。ああ、やっと気がついた。今まで何やってたんだろう長い道のりだったねえ~
冒頭の「メインは甘く、スローを絞る」という言葉は、メインニードルの調整が完了した後のお話。それこそ、エキスパートのお話です。
初心者はまず、メインニードルのみを調整することを考えた方が良いようです。おそとマンの使用しているOSエンジンは、スローの基本位置が決まっているので、スローはここで固定。
メインの調整のみで全く問題無し!です。ああ…本当に長い道のりだった。一緒に走らせてくれる仲間の存在が無ければずっと、悩んでいたかも…。本当にありがとう。アドバイスを頂いた皆様。
雑誌の言葉をそのまま鵜呑みにするのも危険ですね。
◆なんでこのネタを書いたかって言うと…。本日発売RCスポーツ3月号。HB三浦氏によるD8特集記事。ここで、OSエンジンはメインのみの調整でOKって書いてました。特に初心者は…
それを見て核心しました。今まで間違ってたことを…ありがとうRCスポーツ!。
あれ?また雑誌の言葉を鵜呑みにしている。