それいけ!おそとまん (^^)b

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びびった~

11/9/23台風が過ぎ去った。久々に台風らしい台風で各地にかなりの被害がでました。やっぱ自然の猛威は凄いです。

その台風が過ぎ去った翌日。茨城県ワイキキビーチへ出撃。

◆風はないが…

台風一過だけど、曇り空。風も穏やかです。しか~し!!当たり前だがウネリが高い。波も高い。

予報だと、台風が遠ざかるにつれて波、ウネリともに収まってくる模様。

沖へ出たらどうにかなるだろうと、比較的小さい波のタイミングで一気に出撃~。なんとか沖までは出れた。

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写真では分かりづらいけど、沖もウネリが高い。沖に出れば大丈夫と思ったけれど、ヤバいかな…。怖いくらいのウネリが残ってる。本当に収まってくるのかな…

◆凄い濁りです

やっぱ台風直後です。凄い濁りとゴミ。

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こんなんじゃ釣れんかな~。

と思ってとりあえず、魚探で魚を探す。中層から底にかけて、何者かの魚群。サビキを投下するとバイトはあるけどまったく乗らない。チビイワシかな…と思いながら、メタルジグに交換。

すると…

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ショゴ君がいました。ピックアップ寸前!下から派手に食ってきました。

そして、次にバイトしてきたのは、フックアップしてから凄いスピードで下へ下へもぐります。

この引きは…

IMGP1898.jpg

ヒラマサ君です。サイズこそ小さいものの凄いパワー。さすがヒラマサ君。

他にもショゴが何本かファイトしてくれました。しか~し!!

釣れてる時は忘れてましたが、ふと我に返ってみると…

ウネリが高い。しかも怖いくらいに…高い周期がくると周りが見えなくなるくらい…ヤバい。

「逃げなきゃ…」

◆緊急着岸モードへ

久々の緊急着岸モードへ、トランスフォーム!

IMGP1902.jpg

小物はセンターハッチの中へ。リールも外してハッチの中へ。長物はゴムネットで固定。撃沈しても流されません。(※緊急着岸モードの詳細は後ほど)

◆突撃~

この時点で撃沈も覚悟です。しかし、この波だと撃沈だけで済むかな…

波のブレイクポイントの手前で観察します。10~20分くらいの間、波を観察します。このあいだにも凄い波がきます。波打ち際では波の白い水しぶきが舞ってます。恐怖心があおられますが…落ち着いて比較的低い周期を待ちます。そしてチャンス到来!

「突撃~!!」

比較的低いセットになったら一気にダッシュします。しかし後ろからは頭より高い波が…あ~恐ろしい…

緊急着岸モードになってるのでパドリングのスピードは出ませんが、波に対しては安定します。高い波をなんとかやり過ごし、途中から波にのって一気に岸に戻ります。撃沈しそうになりましたが…なんとか生還できました~。あ~怖かった!!

なんせ自分の頭の上から波が来る。考えてみて下さい。恐ろしいでしょ!!やっぱ無理は禁物でしたね。

着岸してから振り向いて写真を撮ってみましたが…

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写真だと恐怖感が伝わらないかも知れませんが、イメージ分かります??

◆緊急着岸モードとは??

緊急着岸モードとは、クーラーを前に移動させて、人間が後ろのリアラゲッジに乗り込みます。こうすることで極端なリア加重となり、カヤックが波に押されてもバウが先に流されるために、カヤックが横向くことはありません。

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タンデム艇のリア側に乗って、サーフィンしてみると分かりますが、超安定します。そのかわりパドリングでのスピードは出ませんでご注意を!

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波打ち際でカヤックが横向かされると、ほぼ撃沈します。ある程度の波だとブローチングでなんとか耐える事も可能ですが(おそとマンは無理ですが…)、波が高い場合はもはや100%撃沈します。これを避けるためにおそとマン流の緊急ポジションなのです。

あまり格好は良くないけれど、一度試してみる価値はあるかも。

釣れたのは嬉しかったけれど、やっぱ無理は禁物ですね!本当に怖かった~。このあとは予報通り、うねりは低くなってきました。なんだか一番ヒドイ時に着岸したみたい。まあ無事でよかったです。

皆さんも気をつけて下さいね~。